時が人を結ぶまち川越にある、セルフ写真館併設の不思議な手紙屋さん

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埼玉県川越市在住のキックボクサー瀧澤博人(たきざわ ひろひと)さんが、このたび、未来に手紙を届けるお店「時越郵便(ときごえゆうびん)」を5月15日、川越一番街商店街の一角に開店しました。築60年の古いビル(2027年解体予定)の空き店舗を当時の面影を残して改修し、一年後の自分に手紙を書くという非日常の体験「手紙のタイムカプセル」を提供するお店です。

瀧澤さん自身もマネージャーの村松さんとともに店頭に立ち、SNS全盛だからこそ手紙の豊かさを伝え、地元川越市のキャッチフレーズ「時が人を結ぶまち川越」を体現していきたいと仰っていました。

 

時が人を結ぶまち川越にある、不思議な手紙屋さん

店の奥にある古い郵便ポスト
そこに手紙を投函すると、一年後の自分に届くらしい
人はそれを“手紙のタイムカプセル”と呼ぶ。

店の奥にある郵便ポスト。ここから1年後の自分に手紙を届けることが出来る

 

訪れた人は、思い思いに手紙をしたためる。
これまでの人生を振り返る。今の気持ちを書き記す。決意にも似た未来への希望。
封をした手紙を見つめる顔は皆、どこか晴れやか
ずっと探していた答えが見つかったかのように。

入口の色とりどりのポストがゲストの皆様を歓迎

 

「昭和」への憧れ

電機メーカーの象印マホービンやタイガー魔法瓶などが相次いで昭和の家電を復刻するなど“昭和レトロ”が若者の間でブームになっています。1991(平成3)年生まれの瀧澤さんも親世代が青春時代を過ごした“昭和”に強い憧れを抱き、文具から内装まで古いものをリペアして、“昭和レトロ”で統一したお店をオープンしたとのこと。
昔の人が大切にしてきた古き良きものを守っていけたらという思いがあるそうです。

昭和のラジオが店の雰囲気をいっそう引き立てている

 

未来に手紙を届ける類似の「タイムカプセル郵便」(日本郵便/休止中)はありますが、小説『ナミヤ雑貨店のキセキ』(東野圭吾著)、『株式会社タイムカプセル社』(喜多川泰著)のように手紙を通じて誰かの人生のお役に立ちたいと思っていたことがきっかけです。

また、マネージャーの村松孝将さんと瀧澤さんが夢の話をしていて、未来に手紙を届けられるようなお店を一緒にやろうという話になったそうです。

和装姿でお客様をお出迎えし、主従関係に見立てた接客と内省を促すようなアナログな演出で趣向を凝らしています。

瀧澤さん(右)やマネージャーの村松さんが和装でお出迎えします!

 

時越郵便でできること…

郵便棚の一つに金のネームプレートがあります。
そこを押すと時を越える体験ができます。

一年後の自分に手紙が送れる【手紙のタイムカプセル】
で未来に届けたい想いはなんですか?

「時を越える」のプレートを押したときから、そこはもう昭和へタイムスリップ

 

手紙のタイムカプセル 税込2,420円

〜未来の自分と話せたら、あなたは何を伝えますか?〜
「過去・現在・未来」をテーマに書く、一年後の自分に届く手紙

手紙のオリジナルギフト 税込1,980円

〜会いたいけれど、なかなか会えていない人はいませんか?〜
大切な人に贈る、世界に一通だけの手紙

主人へのおたより 税込2,420円

〜人には言えないけど、話したいことはありませんか?どんな些細なことでも〜
手紙を入口の金色ポストに投函すると、いつも不在の主人からお返事が届きます。

 

セルフ写真セット割引

併設のセルフ写真館との同時利用で、上記の各プラン料金から500円OFF+お撮りした写真をポストカードにし、メッセージとともにお手紙に同封できます。

手紙を書くときに使える筆記用具や小物が豊富で楽しくなっちゃう!

お手紙を書いてくださるお客様には、川越のお茶を召し上がっていただいています。
主人のお気に入り、陶舗やまわ @touhoyamawa さんの器を使わせていただいています。
手紙を書く前にほっと一息、穏やかな気持ちになっていただけたら幸いです。

レトロなデザインの机といすを使って未来へ向けて手紙を書くことが出来る

今しか言えない言葉がある
今だから書ける想いがある
時を越えるまち川越から一年後の私へ

一年後、自分の書いた手紙を見たお客様が、もう一度『時越郵便』に戻って来てまた手紙を書くということも想定しているのだとか。

 

お客様の声

・手紙に自分の想いを書くことで頭を整理することができた
・自分と向き合ういい時間になった
・本当の心の声が聴けた気がして、自分の言葉に気づかされた

取材の前日、ひまわりを置いて行ってくださった方も。応援してくださっている方だと思います、と瀧澤さん

 

時越セルフ写真館 by COYA

その瞬間を“時を越えて”未来に繋ぐ
川越は時が人を結ぶまちとして親しまれており、歴史を大切にしています。

幸せな瞬間を形にしていただきたい。そんな想いでこの写真館を作りました。
観光の思い出としてはもちろん、大切にしたい1シーンに是非ご利用ください。
風情ある街並みとともに、皆様をお待ちしています。

 

プロスペックの撮影機材

数あるセルフ写真館のなかでもトップレベルの高画質な撮影が行えます。
お客様の特別な瞬間をより美しく捉えることができます。

手軽にセルフ写真が撮れる

ご自身のタイミングでシャッターが切れるので、リラックスして撮影が行えます。
お写真は撮影後すぐにリタッチを行い、AirDrop等にてお渡しします。

写真を撮影したら、データはすぐに2階のスタッフのもとへ。リタッチしてすぐに渡せます!

予約不要で安心の低価格

ご予約不要でご来店順に写真撮影ができます。
インスタ投稿キャンペーン 税込500円(10分/人) 実施中!
(こちらのキャンペーンは予告なく終了する場合があります)

・ライトプラン(10分):税込1,650円/人
・スタンダードプラン(15分):税込2,200円/人
・プレミアムプラン(20分):税込2,750円/人
・ファミリープラン(10分):税込3,300円/1家族
・ポストカードオプション:各プラン料金+税込990円
 
お撮りした写真をポストカードにし、大切な人にお送りいたします。

自由にたくさんの小物を使って撮影できます。貸し出しは無料です!

また背景は漆喰・ライトグレー・ピンクから選ぶことが出来ます。
スタッフは退室し、ご自身でシャッターを切るので、プロ用の機材で気軽に写真が撮れます。
お着物での観光はもちろん、記念日や家族写真、お一人でのプロフィール写真など、様々なシーンでご利用ください。セルフ写真館は着物レンタル店とも提携しています。今後は、結婚式場や人力車とも提携していく予定だそうです。
 

店内内装はなんとDIY!

写真館の床はDIYで瀧澤さんやマネージャーの村松さんの手によって貼った

 
 
店内の床や壁は、オープンぎりぎりまで瀧澤さんやマネージャーの村松さんが自ら手を加えていたとのこと。手作りならではのよさも感じられる風合いになっています。
川越は、ここ1年ほどで観光客がゆっくりできる場所が少なくなってきています。日帰り観光の方でもゆっくりとできるような、そんな空間を提供したいという店主の想いが伝わるお店になっていますので、皆様もぜひ川越観光や街へ出たついでに、ふらっと足を運んでみてはいかがでしょうか。

一番街から見た時の鐘。街中は人が多く、ゆっくりできる場所が少なくなってきている

 

Information

時越郵便・時越セルフ写真館 by COYA

【住所】〒350-0063 埼玉県川越市幸町2-3 川越ビル2F
【TEL】049-230-0126
【営業】10:30~18:00(最終受付17:00) 定休:木曜日
【e-mail】info@toprope.co.jp
【HP】https://tokigoe-yubin.studio.site/
【Instagram】https://www.instagram.com/tokigoe_yubin/(時越郵便)
                       https://www.instagram.com/tokigoe_selfie/(セルフ写真館)