有機野菜をもっと手軽に!~ORGANIC&CO.1月29日グランドオープン!

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ORGANIC&CO.(オーガニックアンドコー)は、コエドビールの製造・販売を手掛ける、株式会社協同商事(朝霧重治社長)が直営する有機野菜のお店です。

昨年12月19日よりプレオープン中で、1月29日(土)にグランドオープンすることが決まりました。

旧大宮図書館を改築したBibli外観

場所は、大宮駅から徒歩10分ちょっと。武蔵一宮氷川神社の参道沿いです。2019年に閉館した大宮図書館を改築して、複合施設『Bibli(ビブリ)』として生まれ変わった建物の一角にあります。

 

有機野菜をもっと手軽に!

ORGANIC&CO.は、オーガニックの野菜や果物の専門店となる『八百屋』です。

有機野菜を気軽に楽しく生活に取り入れることをコンセプトにしています。

店内では焼きいもや焼きじゃがも販売されている

 

店内には全国の契約農家さんから届いたみずみずしい野菜や果物が毎日並んでいます。プレオープン中も焼きいもや焼きじゃがなどすぐ食べられるものも購入することが出来ます。甘くておいしくて、手ごろな値段で購入できる焼きいもは、すでにファンがいるのだとか。

運営母体である協同商事は、「健康の基礎となる食べ物は安全でおいしいものを」「日本の農業を少しでもよくしたい」という創業者の思いから、有機栽培、無農薬・減農薬栽培などの新しい農業への取り組みを1970年代より行っています。

契約農家さんのにんじん畑。作った人の顔が見えるのは消費者にとってうれしい(提供:協同商事)

 

日本全国に分散している契約圃場から有機栽培・特別栽培・こだわり栽培の青果物を大ロットで仕入れる中で、農家さんの生活が豊かになり、お客様にも買いやすい値段で、作る・買う・売るのバランスが取れた『三方よし』のお店を目指し、株式会社協同商事は初めて小売りという業態にチャレンジします。

畑で収穫された野菜が直接店舗に並ぶ、「産地直送」という新しい流通形態を、生産者とともにつくりあげてきたからこそできること。いずれ、お客様に生産農家さんの顔やお名前をお伝えすることもしていきたいそうです。

根菜から葉物野菜まで、多くの有機野菜が店内には並んでいる

 

産地直送の流通形態とコールドチェーンシステムの確立は「農産物の作り手である生産者の皆様の思いを伝えたい」という理念のもと重要な流通の機能として取り組んできたものです。

“Fun Organic”をコンセプトに、オーガニックをもっと身近なものにし、日々の暮らしに溶け込む『八百屋』として、オーガニック野菜を気軽に楽しんでいただける機会を地域の皆様へご提供します。

FUN ORGANICがテーマの店内。有機野菜などのお買い物を楽しもう(提供:協同商事)

 

なるべくゴミは必要最小限に

ORGANIC&CO.は、ゼロウェイスト(=ゴミをゼロにする)を目指しています。

ビニール袋や使い捨てカップなどのプラスチック包装を極力使用しない量り売りの八百屋ですので、ご来店の際はエコバックやマイカップをお持ちいただくとよいでしょう。

「包装をしないことにより、お客様に手間をかけさせてしまうが、その分をコストに還元してお客様にも買いやすく提供したい。」と朝霧社長は仰います。

包装資材もないので、お会計のときにレジで重量を量り、ひとつずつ値段をつけていく(提供:協同商事)

 

資材を使わない分、値段を下げることにより、オーガニック野菜がもっと身近になることを目指しています。

有機野菜というと、スーパーでふつうに買う野菜よりも値段が高く、普段の生活には取り入れにくいというイメージが先行してしまいますが、「高いから買えない」とあきらめるのではなく、「これだったら買えそう」とたくさんの人に思っていただけたらいいな、と朝霧社長は仰います。

レジではこのように数字が出る。中央は店長の今津久美さん

 

イートインでも身体にいいものを

グランドオープン後は、有機野菜で作るオーガニックスムージーや手作りの豆乳、またクラフトビール等のドリンクが店内併設のボタニカル・バーでお楽しみいただけます。

右:【ミックスベリースムージー】ビーツ、にんじん、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、デーツ
左:【グリーンスムージー】ケール、バナナ

 

スムージーは若い世代も気軽に取り入れやすく、美味しくて身体にいいので、ぜひ飲んでほしいと朝霧社長もオススメしています。

なんと、コップだけでなくストローもゴミにならないところもポイントです。

販売しそびれた野菜も、冷凍にしておいてスムージーにすれば、捨てずに済みます。ゼロウェイストも目指せて、一石何鳥にもなりますね。

向かって右側が野菜のお会計、左側がスムージーや豆乳などを購入できるカウンターとなっている(提供:協同商事)

 

ビールの量り売り

グランドオープン後の店内では、写真中央右側にあるような通い容器を使って、コエドビールも量り売りします。

店内のディスプレイには制服と量り売りの瓶も置かれており、販売を予定している

 

ゴミを出さない、というこだわりのコンセプトはここにも。

専用の機械を使って、コエドビールを注いでいきます。

コエドビールがお好きな方には、容器代の分はお得に購入できるので、うれしい情報ですね!

 

実際にお買い物♪

では、筆者が実際にお買い物してみます。

箱売りの果物やさつまいもなどもあり、予約もできます。実際にお客様予約中の箱もありました。

 

また、にんじんや大根なども、違う色のものがいくつかあったりと、食卓に彩りを添えたい方にもぜひおすすめしたいポイントが。

 

葉物野菜は袋に入れざるを得ないので、写真のような形態で販売されています。

店内の葉物野菜コーナー

 

筆者が購入したものは以下のとおりです。合計1,200円(税込)なり。

・ミニ大根1本 ¥194
・みかん2個 ¥117
・キウイフルーツ1個 ¥80
・ごぼう1袋 ¥170
・小松菜1袋 ¥180
・たまねぎ2個 ¥188
・じゃがいも大2個 ¥214

筆者の買い物かごの中身。思ったよりも安くすみました!

 

グランドオープン後は…

お店では今後、農家さんやコラボレーションパートナーをお招きしたトークイベントや販売会などの各種イベントの開催も予定しています。

川越からだと、大宮まではJR川越線で20分ちょっとの距離ですが、有機野菜を手軽に生活に取り入れてみたいという方はぜひお店まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

Information

ORGANIC&CO.(オーガニックアンドコー)

【住所】埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-1-1 Bibli 1F

【電話】048-788-4221

【営業】10:00~18:00(変動の可能性あり)

【定休】第4月曜(Bibli定休日に準ずる)

【HP】https://organic-co.jp/

【HP(Bibli)】https://bibli.jp/

【Instagram】https://www.instagram.com/organicco.omiya/

【Facebook(Bibli)】https://www.facebook.com/bibli.jp/