ガオ君になってみた!?〜10月31日は小江戸蔵里キャラクター祭り(Re:Born)〜
その姿を見ると誰もがついつい笑顔になってしまう愛らしいキャラクター達。
老若男女問わず歓声を上げ、思わず一緒に写真を撮りたくなってしまう存在。
そんなキャラクター達の秘密を探るため、カワゴエマスメディアは潜入取材を試みました。
特別授業の講師は一番街にある中市本店を拠点に、川越や近隣からも引っ張りだこのミケさん。
パン蔵をモデルに被った時の視界についての説明。
目から外を見るタイプは、視界の中心が隠れてしまうのでどうしても顔がずれる。
口から外を見るタイプは、視界が狭くて、視点は上向きになるので、俯き加減が良い。
実際に被ってみると想像よりも軽くて、その視界の違いも良く判ります。
口から見るタイプはこんな風に手を振って呼び寄せれば顔を上げることが自然になる。
その後、足元を見ればキャラクターは正面を向くんですと、コツを伝授。
続いて、子供と接する時について。
怖がらせないように片膝を着いて目の高さを合わせる。
子供が怖がったらゴメンねと両手を広げながらそれ以上近づかない。
頭を叩かれるような場合は、両手で「嫌だ」と拒否のジェスチャーすること。
それでも続ける場合は、全キャラクターが無視するようにする。
これは、一見冷たいようですが、頭を強く叩かれると揺さぶられてかなりのダメージがあります。
ここで叱らないと、その子は他でもやってしまい、どこかで、誰かが大きな怪我をしてしまう。
そういったことに繋がることを防ぐためです。
キャタクターを演じている時に心がけること。
イメージを損なったり「ぬいぐるみ※」の性別と一致しなくなるので喋らない。
子供の足を踏んだりしてしまうのでジャンプをしない、走らない。
心の悩みが態度に現れてしまうので悩みや不安を取り除いて、ハレの気持ちで。
自分たちが馬鹿になって楽しみ、人格を捨ててキャラクターに成り切って下さいなどなど。
※着ぐるみやゆるキャラとも呼ばれますが、本来は「ぬいぐるみ」と云います。
外人からみると日本のジェスチャーでの「こっちおいで」は、「あっちいけ」になる。
握手をするとお金を要求されていると思われる。
こういった国際交流の違いなんかも理解しなければなりません。
‖ ライオンのガオ君になってみた
という訳で、Tシャツと短パン姿になり、実際にぬいぐるみを着てみました。
着心地が柔らかい毛布にくるまれているかのように温かくて気持ちいい。
手首には腕カバー、頭から肩は面下という布を被って継ぎ目で肌が露出しないようにします。
そしていよいよ外に。
視界は口の中から見える僅かな領域だけで、周りはほとんど見えません。
自分では他の人から見てどんな風に見えているのか全く分からない。
それでも、「あっ、ライオンさんだ!」と声を掛けられるとつい嬉しくなります。
手を振るだけでなくステップを踏んでみたりして動きに変化を付けてみたりする。
改めてミケさんの授業の様子をみると、表情の違いに驚かされます。
ちなみにニューハーフっぽい動きにすると断然それらしくなるとか(笑)。
ぱん蔵はすっかりキャラクターになりきっているのが分かりますか?
こうして初めての着ぐるみ体験で会場に出ていたのは30分が2回。
声を出さずに体の動きだけで気持ちや表情を見せるかに必死でした(^^;)。
その大変さとキャラクターになって人を喜ばせる楽しさを実感出来ました。
‖ お知らせ
ミケさん率いるキャラクター祭り(Re:Born)はいよいよ今週末の10月31日(土曜日)。
それでは改めて宇宙人から紹介してもらいましょう♪
我々は宇宙人だ。
「このイベントは、老若男女に親しまれているキャラクターを用いる活動を通じて、皆さんに笑顔をお届けしたいと考え、今回は各企業様、団体様のご協力のもと小江戸蔵里にて実施して行くイベントです。」
当日はハロウィンなので仮装をすればアメをプレゼント!
30体のキャラクターと一緒に写真を撮ったり、ライブなど内容盛りだくさん!
なお、先日のラジオぽてと一番街局では、イベント中でキーワードをお伝えしています。
それを紅狐(こーこ)さんやスタッフに告げると何かが起こるよ!?
ぜひ、Youtubeで見てみてね!(ミケとガオの登場は10分位から)
INFORMATION
小江戸蔵里キャラクター祭り(Re:Born)
【日付】平成27年10月31日(土)
【時間】11時00分〜16時00分