雨にも負けるな天気なんて笑顔で吹っ飛ばせ!〜川越水かけまつり(死闘編)〜
いつもならまだまだ残暑厳しいはずの8月最後の日曜日。
けれども今年はお盆を過ぎると秋の気配に「もう夏終わっちゃったの?」と思わず呟いてしまう。
第2回「川越水かけまつり」は、やや肌寒くて今にも泣き出しそうな空の下、開催されました。
気温は20度を少し越えたくらい。
そんなことにちっとも意に介さず着々と準備を進めていく小江戸蔵里に集まった面々。
元気よく飛び出す水風船は、まるで放流される稚魚のよう。
これを一つ一つ手で膨らませていくのです。
始めは手こずってても、やがてコツを掴んでからは膨らんだ水風船の数が増して行く。
「保管してもゴムが駄目になっちゃうから全部入れるね」と第2弾が投入。
後で明かされた数は1,200個!!。それを聞いていたらとても全部膨らませられなかったと思う(笑)
そろそろ手がくたびれかけてきた頃、「一休みしましょう♪」と主宰の関さん。
上段の左から紅茶、バニラ、抹茶、下段の左からさつまいも、マンゴーと色鮮やかな五輪。
「ノリスケさん」のバームクーヘンで象られた五輪マークに思わず歓声があがる。
温かい飲み物を片手に、美味しい五つの輪はあっという間にみんなのお腹の中に納まりました。
‖ 秘密兵器登場!
関さんが今回の秘密兵器として持って来たのがこちら「クレイジーバルーン」。
一挙に37個の水風船を膨らませることができるという凄い代物(しろもの)。
水で十分に膨らむと、あたかも孵化するかのように水の中で泳ぎだします。
その機構に感心していると、直ぐに水が抜けて萎んでいく水風船。
「さすがアメリカ製!アイディアは良いんだけどね」と大笑い。
‖ 蔵ーク博士登場!
間もなく正午。準備の進み具合はどうかと審判の蔵ーク博士(くらーくひろし)が顔を出しました。
その登場に触発されて始まった前哨戦。コーンが意外な武器になることを発見!
2時間ひたすら膨らましてきて、そろそろ疲れて来たの図(笑)。
だんだんと口数も少なくなり、シュコシュコと水風船に水を入れる音がBGM代わり。
戦いの場へと移される水風船たち。コンテナに入れるとピチピチと動き周りまるで生きているかのよう。
補給プールにザーッと空けるとプルプルと泳ぎ始めます。
正午になり全員が水風船を手にします。
「せ〜の」と掛け声で鏡割り。
その声を合図に空を舞う無数の水風船、「第2回川越水かけまつり」の始まりです!
‖ そして、決戦の時
第一部のスイカ割り大会(この模様は次回お届け!)を終え、決戦の時を静かに待つ。
本日はスーパー無差別級のみ、泣いても笑ってもこの一本勝負!
いよいよその時が来る。
空に舞った無数の水風船が地面で割れる音を合図に、戦いの火ぶたが切られました!
果てしなく長く感じた時間が終わり、力を出し切ってやり遂げた達成感が会場を包みました。
‖ MHP(Most Hyahaa Player)賞の発表
蔵ーク博士が選ぶ本日のMHP(Most Hyahaa Player※勝手に作りました)お子さん。
紫のカッパで会場中を所狭しと走り回っていました。
MHP(Most Hyahaa Player)お嬢さんは姉妹で参加、夏休みの良い思い出に♪
MHP(Most Hyahaa Player)お兄さん、全身で水を受け止めていました。
こうして、「第2回川越みずかけまつり」は無事に幕を下ろしました。
‖ 戦い済んで
終わった後は奇麗にお掃除、お掃除!
ほてった体を冷ましてくれるのは、甘くて冷たいスイカ。
最後はスイカにかぶりつきながらスタッフで記念撮影。
大人になってから無心で遊ぶことは難しい。
だけど、それはほんのちょっとのきっかけがあれば、とても簡単なことなのかもしれない。
「楽しいことやろうよ!」とその背中を一押ししてくれる人。
そんな関さんの笑顔が見たくて、一緒に笑いたくて、ここにいるみんなが集まったのかもしれません。
来年の第3回も楽しみにしていま〜す!
‖ 次回予告
第2回川越水かけまつりのもう一つのイベントがスイカの彫刻とスイカ割り。
次回は、そちらに模様にフォーカスしてお届けします♪
WRITER NORI
INFOMATION
第2回川越水かけまつり
【開催】平成27年8月30日(日) ※次回開催は主催者の発表をお待ち下さい。
【主催】川越水かけまつり実行委員会
【共催】株式会社まちづくり川越
【問合】049-228-0855
【FB】https://www.facebook.com/kawagoemizukake
※表示が第一回となっていますが、昨年のページをそのまま使用しているためです。
主宰の関さんへのインタビュー「楽しくないなんて言わせないぞ!….」も合わせてご覧下さい。