いつかまた電車を走る日が見れるのか?〜西武鉄道・安比奈線(前編)〜
西武新宿線の南大塚駅は、本川越駅の次の駅(一駅目)
跨線橋の上から見ると左手の方に架線柱が立っているのが見えます。
これは、西武安比奈(あひな)線。
入間川に掛かる八瀬大橋の安比奈駅まで約3.2kmを結ぶ貨物線。
といっても1967年(昭和42年)からは運行は休止されています。
2009年に川越が舞台となったNHK連続テレビ小説「つばさ」が放映されました。
その、オープニングやドラマの中でも登場したロケ地の一つ。
もう少し拡大してみました。
安比奈線は廃線マニアの間でも有名で、既に多くのサイトで取り上げられています。
駅前の名所案板にも安比奈線の名前を見つけることができます。
本川越方面を正面に見て左側が安比奈線への分岐ポイント
ホームには面しておらず、知らなければ待避線のよう。
その先は、一旦レールが途切れてしまっています。
しかし、その先にもレールや架線柱があるのがわかります。
この辺りは、草に埋もれているものの線路や架線柱が奇麗に残されています。
16号線を横断するレール。わずかに痕跡を残すばかり。
道路の左側の釜揚げうどんの看板と右側の黄色い建物付近にレールが通っていたはず。
16号線を渡って向こう側から見た安比奈線。
アスファルトにヒビが見られるのは、レールが埋められているからなのかも知れません。
レールはこの先、住宅街を通り抜けて行きますが、線路沿いの道がありません。
そのため、位置を頭に入れておかないと見失ってしまいます(^^;)。
見失ってしまったら「丸和だんご 川野屋(川越市南大塚1-29-17)」を探すと良いでしょう。
これからの長旅(?)に備えて川越名物の焼き団子で栄養補給。
安比奈線は「丸和だんご 川野屋」の横を通って行きます。
立入禁止の札がありますが、ガーデニングや生活道路として利用されています。
このまま、レール沿いを進みたいところですが、公道から追っていきます。
この辺はレールが途切れてしまっています。
道路にはかろうじてレールが残っていますが、その先は、再び無くなっています。
そして、ここもレール沿いに道がありません。
カフェオレ大福など創作大福で有名な「ふじ乃(南大塚1丁目25−21)」を目印にします。
この先を進むと再び安比奈線に出会います。
記事が長くなったしまったので…。
後半に続く♪
WRITER NORI
INFORMATION
西武鉄道・安比奈線(南大塚駅)
【住所】川越市南台3丁目