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音楽に耳を傾けながらいつもと違う時間を過ごしたい〜的場あたりや〜

取材・記事 白井紀行   取材の帰りにJR川越線「的場駅」の近くで見つけたお店「的場あたりや」   8月19日に訪れたときにはプレオープンで、9月1日から正式オープン。     外観からなんとなく小料理屋風の店内を予想して入るとびっくり! おしゃれバーの作りになっていました。 カウンターやゆったりと落ちつく内装はマスターが手がけたもの。   お酒のビンが並ぶ棚の下には「レコード」がずらり。   店の入り口横に小さなスペース。注文を待つ間に覗いてみました。   手前には朱色に塗られたおみくじ器。 単なるディスプレイかと思いきや、ちゃんと動くのだそうです。   和風小物がずらりと並ぶ。「的場あたり」の屋号から矢絣のデザイン多し。   ポストサイズの浮世絵と「ステッカー」。   外光を柔らかい光にするステンドグラス風の窓が良いんですよね。 テーブル席の窓にも使われ、和洋折衷された大正浪漫を感じさせます。   さて、頼んだのはこの日の日替わりランチは「鶏肉のバジル焼き」。   ジューシーなお肉に奥さん手作りのバジルソースの味が絡む。   居心地が良くてマスターと奥さんとついつい長話し。 聞けばマスターはグラフィックデザイナーを長年されていたのだそう。 いろんな要素のものを詰め込みながら全体にまとまりがあるのも納得です。 市内に勤めていたので、どこかでマスターのデザインを目にしているかも!?   「的場あたりや」で提供されるコーヒーは2種類。 こちらは昔ながらの喫茶店を思わせる酸味の効いたコーヒー。   といつもならこの辺で終わりですが、正式にオープンした後に再び訪問。 こちらのお店を紹介するのに「カレー」を抜きには語れないのです。   柔らかく煮込まれたA5和牛もさることながら、カレーソースが凄い! 一口目は甘みを感じたと思うと直ぐに複雑なスパイスの舌触りと風味が広がる。 辛さの余韻を残している間に、次の刺激を求めてスプーンが止まりません。   味の違いを確かめたくて、今度は苦味の強い方を煎れてもらいました。 すっきりとした後味が、カレーを味わった後にぴったりです。 外は小料理屋、中はカフェバーで、一角には和小物が並ぶ。 和と洋が入れ子のように重なり散りばめられながらほっと落ち着ける空間。 音楽に耳を傾けながら、いつもと違う時間を過ごしたいお店です。   INFORMATION 的場あたりや 【住所】川越市的場1331-13 【電話】049-277-8779 【営業】カフェ・ランチ…

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