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フィレンツェの食文化と地元食材でココロとカラダが喜ぶメニューをどうぞ〜ひびきっちん川越新宿店〜

取材・記事 白井紀行   川越駅西口から国道16号線を越えて、川越市立川越高校の近く。   みそだれやきとりでお馴染みの「株式ひびき」の新店舗「ひびきっちん」がオープンしました。 イタリア・フィレンツェにある姉妹店Hibiki-an(ひびき庵フィレンツェ店)。 この街には素材を活かした素朴な食文化「クチーナ・ポーヴェラ」があります。   その想いをイタリアから取り入れた、地元の食材を使った手作りの洋風惣菜が並びます。     「ひびき」といえば「かしら」を始めとする焼き鳥の数々。   「ひびきっちん」には、食事やカフェができるイートインが設けられています。   全部で18席。秩父ワイン、鏡山、コエドビール、イタリアのビールやカクテル。 やきとりやお惣菜を肴にイタリアの雰囲気を味わって飲むなんていいですね♪   壁には生産者さんの写真が想いを伝えるメッセージとともに飾られていました。   さて、ランチですが、レジでメニューを見ながら注文するスタイル。 「赤いソースの生姜焼き丼」を選び、ルイボスティーを付けました。 肉系と野菜系のお惣菜の組み合わせで合計3品を選ぶセットメニューもあります。   ランチセットには、日替わりのお惣菜が2品付きます。   キノコのマリネ。醤油とバルサミコ酢のドレッシングが掛かっています。 ほどよい酸っぱさとキノコの歯ごたえで食が進みます。   シャクシナ入りのポテトサラダ。ジャガイモを始めとする素材が生きています。   目に鮮やかな「赤いソースの生姜焼き丼」   豚肉は柔らかくて脂の甘みが口に広がり、トマトベースソースの酸味がマッチ。 お肉の下には玉ねぎも隠れています。   ご飯は五穀米。体に良い食事をしているなぁという気持ちが高まります。   ごろりと大きめのブロッコリも加わり、実に栄養バランスの取れたランチです。   美容と老化を防ぐ効能があるというルイボスティーで喉を潤す。   INFORMATION ひびきっちん…

歴史ロマン探訪〜河越城を巡る闘いと難波田(なんばた)氏〜

  久々の歴史ロマン探訪、今回は城下町川越のシンボルである「川越城」にまつわる歴史を、少し視点を変えて探訪したいと思います。 ご存じの方も多いと思いますが、中世(鎌倉・室町時代)の川越は大きな戦乱にたびたび見舞われ市街地含め戦場となる事がありました。今の平和で賑やかな川越の街からはとても想像できませんね。中世、特に戦国時代は武蔵国(今の埼玉県と東京都の一部)支配の要所である河越城の争奪をめぐって新旧勢力が激しくぶつかり合っていた時代でした。 当時新興勢力であった後北条氏と、それまで関東を中心に広く統治していた上杉氏の諸家である扇谷上杉家との河越城を巡る争いは延べ5回も繰り返したと歴史書には記載されています。ちなみに現存する川越城本丸御殿は江戸末期の建造物なので、それよりずっと後世の建造物です。 河越城を巡る数ある闘いのうち、特にその後の関東支配の政局に決定的な影響を及ぼした5回目の戦いは日本三大夜戦の内の一つ「河越夜戦」として有名です。 圧倒的に戦力が上回る扇谷上杉氏に対して、少ない手勢の後北条氏の“奇襲攻撃”による勝利は、数多の時代小説や大河ドラマなどでも良く描かれていますね。     ‖…