一杯のコーヒーに人が集って出会って広がる会話〜第2回川越コーヒーフェスティバル〜

,

取材・記事 白井紀行

 

「世界に広がるコーヒーカルチャーを小江戸川越にも浸透させたい!」

と、昨年12月に蓮馨寺で初開催され大好評だった「川越コーヒーフェスティバル」

天候に恵まれ汗ばむ気温となった6月2日〜3日に第2回が開催されました。

※取材は6月3日に行なったものです。

 

まず、立ち寄ったのは会場の入り口にある受付。

飲み比べチケットを買い求めます。

 

左から、ショップリスト、飲み比べチケット、記念のポストカード。

飲み比べチケットは1,000円でミニカップ4杯分を楽しめます。

先着限定で、室蘭限定のよもぎ饅頭「草太郎」もプレゼントされました♪

 

到着したのは11時ごろ。大勢のお客さんが訪れていました。

出店した20のコーヒー店舗と4つの飲食店を番号順に紹介していきます。

 

C-1 GOOD COFFEE x STANDART(東京・渋谷)

スタッフが手にしているのは「STANDART  Japan」

スペシャルティコーヒーの文化を伝える季刊誌で、2017年に日本語版が創刊。

https://www.standartmag.jp/

 

紅茶のようにティーバックでコーヒーが淹れられるRoasters CAN Series

オンラインのコーヒ豆セレクトショップ「GOOD COFFEE」の商品です。

今回出店しているお店のロースター缶もいくつか並んでいました。

https://store.goodcoffee.me/

 

C-2 NORRY’S COFFEE (群馬・桐生)

徳川家康の直轄地で「織都」として知られる桐生。

お店は桐生駅のすぐ近く。台湾・台北にゲストハウス併設の2号店をオープン。

https://www.norryscoffee.com/

 

パックに入れられて冷え冷えのコーヒーパックは見るからに美味しそう。

店主のノリさんがバックパッカーだったときのシルエットがロゴになっています。

 

C-3 NAGASAWA COFFEE(岩手・盛岡)

産地や農園から生豆を仕入れ自家焙煎する岩手県盛岡市の人気コーヒー店。

http://www.nagasawa-coffee.net/

 

ちなみにコーヒーフェスのブースはこんな風。一つのテントに2店舗が同居。

 

C-4 TOSHINO COFFEE(埼玉・川越)

蓮馨寺の目と鼻の先にお店を構えるTOSHINO COFFEE。

川越のイベントではお馴染です。

 

C-5と6は常に列が途切れることがありませんでした。

 

C-5 GLITCH COFFEE & ROASTERS(東京・神保町)

2回目の出店、ブースを黒でまとめたスタイリッシュなお店「GLITCH」

5月には赤坂にブラックコーヒー専門店をオープンしたそうです。

http://glitchcoffee.com/

 

C-6 AND COFFEE ROASTERS(熊本・熊本)

こちらも2度目の出店。はるばる熊本からやってきた人気店。

飲み比べでは1,000杯を提供したとか。

 

日比谷ミッドタウンに新店舗オープンしたので、これなら飲みに行けそう。

 

C-7 COFFEE SUPREME TOKYO(東京・渋谷)

赤いロゴが印象的なSUPREME(スープリーム)。

https://www.coffeesupreme.com/tokyo

 

発祥はニュージランド、オーストラリアにもお店を構え、日本には初出店。

 

マグカップや靴下、コースータなどブランドグッズも充実してます。

 

C-8 WOODBERRY COFFEE ROASTERS(東京・用賀)

用賀にコーヒー専門店とドーナツショップ、代官山に1軒を構えるWOODBERRY 。

https://woodberrycoffee.com/

 

世界各地のコーヒー豆を扱っており、パッケージがおしゃれですね。

 

C-9 Ants. Meals & Coffee Bar(神奈川・湘南)

コーヒーの果実味をフルーツと合わせるインフューズドコーヒーを提供。

代表のTRANさんはバーテンダーでもあります。

https://www.facebook.com/ants.mealsandcoffeebar/

 

前回のコーヒーフェスティバルで初めて、その存在を知り楽しみだったお店。

 

飲み比べでコーヒーカクテルの「蓮馨の珈」も興味ありましたが、

 

「 枇杷とグァテマラのホットコーヒー」を頼みました。

枇杷と黒糖をインフュージョンし黒糖の甘味の引き締めに川越産醤油。

枇杷の甘味と酸味がコーヒーに合いますね。

 

C-10 Café Brick(埼玉・川越)

川越勢から丸広百貨店川越店近くにあるCafé Brick。

東京ステーションホテルを40年勤めたマスターが経営するお店です。

 

飲み比べは、エチオピア・イルガチェフG1のナチュラルとウォッシュト。

今回は、エチオピアを出しているお店が多かった気がします。

 

C-11 HILL PINE’S ESPRESSO(埼玉・川越)

カメラを構えると素敵な笑顔でポーズを決めてくれたマスター。

大正浪漫夢通りに昨年オープンした川越初のエスプレッソ専門店です。

http://hill-pines.com/

 

カワゴエ・マス・メディアでも紹介させていただきました。

記事を見て訪れた人も沢山いたと聞き嬉しい限り♪

良かったらその時の記事もどうぞ。

 

C-12 PASSAGE COFFEE(東京・三田)

2014年にエアロプレス世界チャンピオンとなった佐々木修一氏がバリスタのお店。

http://passagecoffee.com/

 

エアロプレスは、注射器のような器具を使い空気圧で一気に抽出します。

 

酸味が控えめですっきりとして、かつコクがあるという味の特徴。

 

飲み比べはハンドドリップ。酸味と甘味のバランスの良いコーヒーでした。

 

C-13 Bespoke Coffee Roasters(埼玉・春日部)

コーヒーの味の正確さと判断のスピードを競うカップテイスターズで昨年2位。

オンライン販売がメインで、畠山さんの淹れたコーヒーが飲めるのはイベントだけ。

http://bespokecoffeeroasters.com/

 

C-14 Cafe FUJINUMA

小山に2店舗ある実力派の人気店。浅煎りが中心。

http://cafefujinuma.thebase.in/

 

東京で映画監督を目指していたという店主。ディスプレイもオシャレ。

 

C-15 GOOD LUCK COFFEE(新潟・長岡)

川越の人に長岡を知ってもらえるきっかけにと参加したGOOD LUCK COFFEE。

https://www.facebook.com/glc.nagaoka/

「川越に行って良かった!」とFacebookで嬉しい感想を書かれています。

 

赤は実店舗でもアクセント。

店主の青柳さんの前職は庭師。

お店を開店するまでのストーリーが素敵です。是非、ご覧ください。

 

C-16 Life Size Cribe(東京・国分寺)

店主の吉田一毅氏は、ラテアートチャンピオンなど国内外の大会で多くの賞を受賞。

PASSAGE COFFEEの佐々木さんのコーヒーと出会いこの世界に飛び込みました。

https://lifesizecribe-stores.com/

 

C-17 G☆P COFFEE ROASTER(東京・初台)

前回の渋谷系ファッションから自然派風のファッションに。深煎り専門店。

https://www.facebook.com/GP-Coffee-Roaster-722941324475390/

C-18 Hands Coffee(福井県・福井市)

福井から初出店のHands Coffee。

ホームページを見ると、実店舗は緑と白を基調に木のぬくもりが感じられます。

http://handscoffee-fukui.com/

 

「大谷の薬水」という看板がそそります。

この水はマグネシウム、カルシウム等のイオンを含む鉱泉で古来から怪我や病気が治るとして地域住民の薬代わりに使用されたことから「大谷の薬水」と呼ばれています。

 

これは飲んでみなければとチケット使用。

とてもやわらかでまろやかな味でした。

 

C-19 Tsukiyomi Coffee(東京・渋谷)

カウンター4席で大きな水槽がある和にこだわる渋谷の隠れ家「月詠(つくよみ)」

http://tsukuyomi-coffee.com/

 

月の満ち欠けに擬(なぞら)えたオリジナルブレンド。

新月はカフェインレス、十五夜はコクのあるカフェイン多め。

店名の月詠はバランスのとれたスッキリとした味わいとなっています。

 

C-20 Loca cafe(埼玉・深谷)

深谷を中心にイベントで活動するLoca cafe。焼き菓子も販売していました。

https://ameblo.jp/loca-cafe/

 

フードブースも4店舗出店していました。

 

F-1 Buono Buono(北海道・札幌)

札幌駅から10分ほど。円山公園そばの住宅街に店舗を構えるBuono Buono。

今回も自慢の4種類のチーズケーキで参加です。

https://www.buono-buono.com/

 

冷凍品なので、前回は時間の都合で諦めたチーズケーキ。

今回は「サワー」と「ニューヨーク」の2種を買い求めることができました。

チーズ風味が生かされ甘さ控えめで、また、次回が楽しみです。

 

F-2 OIMO cafe(埼玉・三芳)

落ち葉堆肥を使った伝統農法で江戸時代から300年続く農家が営むカフェ。

コーヒーやバーナーで炙って香ばしさを出した塩焼き芋のブリュレが人気。

カップに入れて食べ歩きできるカップに入れたお芋カレーもフェス限定で提供。

http://oimocafe.com/

 

F-3 ディリースタンドコポリ(埼玉・川越)

店主の染谷さんを始めスタッフの皆さんが忙しそうなディリースタンドコポリ。

https://www.facebook.com/dailystandocopori/

 

なんせ、川越コーヒーフェス限定で200食のワンプレートを提供するのですから。

 

自家製ソーセージロースト、川越野菜、特製パンは注文がひっきりなしでした。

他に境内にある松山団子とのコラボ商品も。

 

F-4 Boulanger lunettes(埼玉・川越)

川越パンマルシェでは、行列の途切れなかったブーランジェリュネット。

 

「カフェオレあんパン」を始め、コーヒーフェスに合わせたパンを多数準備。

埼玉県小麦ハナマンテンを使用したパン。記者も翌日の朝食用に購入しました。

記者がスペシャリティコーヒーという存在を知ったのはつい最近。

色んな種類の豆を飲んで、一杯一杯がこんなにも違うのかと驚かされます。

そんなコーヒーの世界が楽しめる川越コーヒーフェスティバル。

是非、次回も開催して、川越のコーヒー好きを唸らせて下さい♪


INFORMATION

第2回川越コーヒーフェスティバル

【開催】平成30年6月2日〜3日 10:00〜17:00

【場所】蓮馨寺(川越市連雀町7-1)

【主催】川越コーヒーフェスティバル実行委員会

【HP】https://www.kawagoecoffee.com/

【FB】https://www.facebook.com/kawagoecoffee/

【参考】http://www.highflyers.nu/blog/00040 川越でフェスを開催するきっかけ

川越市連雀町7-1