カワゴエ・マス・メディアのなぞ

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思わずクリックしてしまいましたね。ご興味もっていただきありがとうございます!

このカワゴエ・マス・メディアのサイトでは、川越のたくさんのお店やイベント、人を紹介してきました。そして、もしかしたらカワゴエ・マス・メディアの名前も市内のイベントのポスターやフライヤーでも片隅にちょこっと名前を見かけたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、我々の事や活動は意外とみなさんに知られいないのかもしれない・・・・

というわけでサイトリニューアルを記念して、私たちカワゴエ・マス・メディアのことを少し詳しくご紹介していきます。(ちょぴっと長いのでお暇なときに見てくださいね!)

 

なぞ・その1「いつ設立されたの?」

2015年10月にNPO法人カワゴエ・マス・メディアは設立されました。

しかしその歴史はちょっと長いのです。

カワゴエ・マス・メディアは、つばさファンクラブ、ラジオぽてと、一番街商店街で開催されていた宵の市、そして現在のカワゴエ・マス・メディアと4つターニングポイントを経ています。

「つばさファンクラブ」期

~ファンクラブの交流で人が集まる~

つばさファンクラブとは、2009年3月30日から9月26日に川越を舞台にしたNHK朝ドラ「つばさ」の再放送と続編をNHKに要望しようと有志で結成された団体です。2010年3月28日に旧鏡山酒造跡地で川越市観光課やNHK制作統括担当者を招いたイベント「つばさ展ファイナル」をはじめ、ドラマの舞台となった市内や長瀞のロケ地めぐりツアー、出演者の舞台観劇など、ファン同士の交流を図る活動をしていました。

「ラジオぽてと」開始期

~集まった人たちで動き出す~

「つばさ」の中では架空のFM放送局だった「ラジオぽてと」。これをつばさファンクラブが中心となり、有志も巻き込んで、2010年の川越百万灯夏まつりでミニFM局「ラジオぽてと」として1日限定で開局しました。川越市もこれに協力し、陶舗やまわをつばさの実家となった甘玉堂として復活、好評を得ました。

その様子がNHKドラマのスタッフブログにも記されています。

「つばさ」アンダーグラウンド その16 ラジオぽてとが聴こえる(通算134号)

そして、この取り組み以降、川越春まつりオープニング、川越百万灯夏まつり、かわごえ産業フェスタ(旧川越産業博会)では、イベント型のラジオ放送(のちにインターネット放送になる)を現在まで実施しています。

また、つばさに出演していた俳優さんたちや川越市民を迎えるとともに、運営のためにボランティアも募集しました。これを機に、つばさファンクラブは市民を巻き込む方向に活動の幅を広げることになりました。

一方で、ラジオぽてとを「本当の川越のコミュニティFM」として実現する働きかけも始めました。ドラマのワンシーンを再現した電波調査を誰でも参加できるイベントを開催。何やらやっている団体があるぞと認知され始めた時期でもありました。

「宵の市」期

~街の人から声がかかる~

このような動きをしている我々に、とある相談をもちかけてくださったのが、川越一番街商店街の当時の理事長。

その相談とは、川越一番街商店街が2013年3月に企画した「宵の市」。東武東上線が横浜まで直通したことも記念して、川越の夜の賑わいも楽しんでもらおうと、グルメ屋台、骨董市、ライブなどのイベントを毎月第一土曜日に開催。

この取り組みをさらに盛り上げるためにイベントを周知するホームページ(http://koedo-yoinoichi.com)の立ち上げ、ラジオぽてとの定期放送化を行いました。

並行して、川越で毎週のように開催されているイベント情報を一箇所に集約すれば、より川越に来てもらうきっかけになるのでは、と試験的立ち上げたのがイベントカレンダーでした。宣伝もせずにひたすらイベントの情報を掲載していましたが、ある時、アクセス数を見てびっくり!何と7.5万PV*/月となっていたのです。(当時イベントカレンダーを掲載していたサイトは、川越ポータルサイトを略した「かわっぽ」というかわいらしい名前でした。)

このことが「ICTを利用したまちづくり」という目的を掲げるきっかけとなり、活動の方針は大きな舵を切ることになります。

*PV(ページビュー):ウェブサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、ウェブサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標です。

「カワゴエ・マス・メディア」誕生、そして。

~法人格になり、活動の幅をひろげていく~

かわごえ産業フェスタでの中央ステージイベントの運営受託など、川越市から正式に事業を受けるなど公的にも認知されるにつれ、このまま任意団体で続けるのは対外的にも難しくなったため2015年にNPO法人化を行いました。

そしてイベントカレンダーの認知度をもっとアップさせようと力を入れはじめたのが「ブログ」です。

ブログを書くために街のあちこちを「伝える人」の目線で動くようになると、入ってくる情報や出会う人たちも多くなりました。加えて今まで活動してきた実績などからか、多くの相談事も寄せられるようにもなってきたのでした。

 

なぞ・その2「どうしてその名称に?」

団体名はメンバーの色々な思いをのせて、様々な名称が検討されました。

川越はそもそも商人の街。蔵造りの街並みで有名な一番街商店街では「春夏冬(あきない)二升五合市」(ますます、はんじょう)も行われています。

そこからヒントを得て、升とマス(大衆)をかけて、カワゴエ・マス・メディアと命名されました。

頭を突き合せた一同が、みなストンと納得した瞬間でした。その名称がそのままサイト名になっています。

 

なぞ・その3「ロゴ、文字化けしてない?」

ここまでお話すると、このロゴの〼の意味がお分かりになると思います。

「新鮮なお魚あり〼」「新そばあり〼」など店頭で見かけたことはないでしょうか?

「枡」を記号化した文字で、江戸時代では多様されていました。ますと升をかけて、この文字を使用しているというわけです。

ときどき、名刺や印刷物の〼について聞かれることがあります。説明すると「深いですねぇ」「おしゃれですね」と言われますが、ほとんどの人はただの記号か文字化けしていると思うようです。

 

なぞ・その4「どんな活動をしているの?」

現在は6つの事業があります。

「情報サイトの運営」

カワゴエ・マス・メディアでのブログ記事発信。

リニューアル後、月曜日は、主にイベントピックアップとしてFacebookページでイベントページやサイトをシェア投稿。火曜日と金曜日がブログ更新日になります。グルメ記事は2週間に1度の割合で更新予定です。

 

「インターネット放送」

月1(毎月第一土曜日)のラジオぽてとの放送運営と大東局(南大塚)の管理。

大東局には小さなライブができるスペースもあります。そして「つばさ」のドラマ中で実際に使用した舞台セットの一部も設置されています。

https://www.youtube.com/channel/UC0E78_nHoSSoHlYYq6BkfFw

 

「イベント企画&運営」

かわごえ産業フェスタ、川越春まつり等のステージイベントの企画、運営。

プレイヤーは、若手のミュージシャンから大道芸の世界では有名な方もいらっしゃいました。

 

「ソリューション開発」

川越まつりLiveチャンネルの運営。

山車にWebカメラを取り付けてネットがつながれば世界中どこからでも川越まつりが山車目線でご覧いただけるというサービスを開始。仕事の都合などで、川越まつりを見に来ることができない方などに好評でした。

当初は、山車がどの位置にいるのかを分かるようにできないだろうか?という相談でした。しかしそもそも、すべての山車にGPS等の発信装置をとりつけるという予算がありませんでした(悲)。それをカバーするいわば苦肉の策だったのですが、思いのほか喜んでくださる方が多くとても楽しい事業です。

 

「若手の事業応援」

イベント時にカフェなどを出店の他、飲食店を起業したいという若者向けに「カワゴエ・マス・メディアセミナー」を開催。現在まで3回実施。そのうち2組の方が実際に事業を始められたという報告を受けています。

「まちづくり支援」

くらびとファンディングの運営。

「蔵のまち」川越の地域活性化につながるプロジェクトの資金調達をクラウドファンディングを利用する立案者に対して、手数料の補助や特設サイト(くらびとファンディング)での情報集約と情報発信の2方面で支援しています。

こちらに関しては説明会も行う予定です。   → http://kurabito.fund/

 

なぞ・その5「サイトはどこからアクセスがあるの?」

2018年1月の時点では、カワゴエ・マス・メディアのサイトは14万PV あります。

ブログへのアクセスで多いのは、1位新宿、2位川越、3位さいたま、4位港区、5位横浜。
イベントカレンダーは1位川越、2位さいたま、3位新宿、4位横浜、5位港区といった感じです。
数は1位の3分の1になりますが、大阪や名古屋からのアクセスもあります。

 

なぞ・その6「ところで誰がメンバーなの?」

現在のメンバーは13人。IT、ICT、広告業界等で活躍する会社員、飲食店経営、不動産建設業、アーティスト、保母、大学教授など多種多様の経験を積んだ20〜50代で構成され、それぞれの得意分野を活かしながら街の活性化に目標につき進んでいます。

それではメンバー紹介です。

 

☆ ☆ ☆

寺﨑 英幸(代表)

平日は東奔西走型のよくいる、くたびれサラリーマン。反動で週末祝日は俄然元気に!海外経験を通して得た目線や考え方はこれから日本が迎える地域社会に役に立つんじゃないかなと思って今日もどこかで何かをやってます。

☆ ☆ ☆

白井 紀行(副代表)

生まれは寝屋川、高校は淀川工業、今は川越に住み品川へと通う毎日。
何かと川の縁があり、今も川の流れのように人生を生きてます。
8年前のNHK朝ドラ「つばさ」が縁で、いつの間にかNPO法人を立ち上げて街づくりに関わるまでに。本当に運命というのは面白いものです。
平日はインフラ系のシステムエンジニア、休日はブログのネタ探しのため川越中を自転車に乗って駆け回りしつつ、色んなイベントに手を出し、顔を出し、口を出し。蔵里の方曰く、「蔵里のイベント時にはいつもPAをやっている(謎)」と言われている。
同時に2〜3箇所での目撃情報があることからNoriさん2号、3号がいるのでは囁かれているとかいないとか。なぜか、手にするスマホの画面はいつも割れてます。※ちなみに写真はNoriさん2号です(笑)

カワゴエ・マス・メディアのブログのほぼ9割はノリさんの手によるもの。

第1回目のブログはこちら

面白い視点で書かれた「坂道」の記事は、新規のいいね!が増えました。

ノリさんはかわごえ里山イニシアチブの会員でもあります。
田んぼについて、知らないままに取材して驚きの発見だったのが、かわごえ里山イニシアチブの記事。

「これを印刷してマニュアルがわりにしていると聞いたのは嬉しかった♪」とのことでかなり詳しく取材されています。

☆ ☆ ☆

本間 寿子(副代表)

8年前ラジオぽてとのツイッターを開設したいと、友人にタダでかかせた「ラジぽてくん」の企画書をもって蔵里のカフェで打ち合わせに参上。なのになぜかその後MCも担当した。そんなことをやっていると、なぜかイベントの司会も頼まれたり、気が付いたら選挙のウグイス嬢にも。しかし、幾度か勝手に活動休止、再開を繰り返す。NPO法人になったあとも、それは変わらない。もしかしたら気分屋なのかもしれないが、過度にメリハリがきいている活動ともいえる。

イベント時にはよく旅に出ていたり、他のイベントを手伝っていて、ちっとも役に立ってないことが多々ある。インタビュー記事が得意。

書いていて楽しくまた反響があった記事はこちら!

いまだになぜか高いアクセス数をほこる意外な記事。本川越駅西口改札が開通する前の記事です。

☆ ☆ ☆

大野 信成

主にカワゴエマスメディアのイベントを担当 ラジオぽてとでは側面からサポートさせていただいてます ゆるキャラ®の担当をさせれば奇跡をおこす人物なんだとか…

☆ ☆ ☆

大野 裕太

宙坊店主

あるときスタッフが宙坊のカウンターでスカウト!それ以来、軽妙なMCでラジオぽてとを盛り上げていまーす!

☆ ☆ ☆

加藤 貴博

株式会社オンザストーリー オーナー経営者。マジシャン。

ラジオぽてと大東局 局長として、いつのまにか活躍の幅を広げています。

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Kawa(ニックネーム)

『臨床心理士を目指し大学院に進学するも、『治療より予防が必要』と健康・スポーツ心理学へ方向転換。卒業後は、スポーツ関連企業・行政の道へ。

大の旅行好きで、身体1つで辺境の国へ行くこともしばしば。海外に行く度に、歴史的街並みが残る川越を紹介し、故郷を誇ることが出来る有り難さを実感。いつか、出会った人たちを川越を案内するのが夢の1つ。』

代表的な記事はこちら!

☆ ☆ ☆

小瀬 博之(監査役)

東洋大学総合情報学部 教授

NPO法人 かわごえ環境ネット 理事長

NPO法人 かわごえ里山イニシアチブ 副代表理事

こもれびの森・里山支援隊 代表

・・・・と、とても忙しい合間をぬって会合に参加していただいています!

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武井 香梨

保育士さん目線からの記事が好評♪

小江戸の公園であそぼう♪シリーズが開始。時々突然取材原稿をアップして編集部を慌てさせる。

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武井 雅弘 (カワゴエバットマン)

酒好きバットマン。 バットマンになっていないときは、力仕事をしたりLANケーブルを這わせたり、と皆の活動を陰で支える。

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藤崎みか(ミカジョー)

趣味は料理、ガーデニング。

ミュージシャン~天から注がれる音の破片を集めて曲にして歌ってます。

天然石アクセサリー作家~石の声を聞き、その人に合わせてアクセサリーをつくります。

スピリチュアルカウンセラー~時々この世のものではない何者かのメッセージを相談者に伝えます。

電子書籍作家~よく不思議なことが起こるので、形として残すことにしました。

ラジオぽてとメインMC~月一回の生出演です。面白いことを追求したいです。

さて、あなたにお会いするときは、どのミカジョーでしょうね?

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水野 義也

子育て奮闘中のアウトドア大好き2児のパパ!都内へ出稼ぎへ行っていて地元川越のことよく知らないことに気づいて細々地域を知る活動をしてはじめて今に至る。

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目黒 岳大

ラジオぽてと開局当初から居座るメンバー唯一の県外者。仲間内からは「焼鍋奉行→なべちゃん、なべさん、なべっち」と呼ばれている。 一応公称として「ウルトラスーパーアシスタントディレクター」という肩書きを 頂戴しております。家族とラジオと車と酒と野球を愛するお調子モンです。

☆ ☆ ☆

以上メンバー紹介でした。

 

なぞ・その6「これからどんな展開を?」

それではここで、代表の寺﨑より一言いただきます・・・

「私たちカワゴエ・マス・メディアは街づくりNPO法人として、地域情報の発信のみならず、地域活性化に向けた様々な事業への取組みを通して地域へ貢献して参ります。また浅草や横浜といった南関東の主要都市に加え、川越周辺の自治体で活動する諸団体との連携も行い、地域連帯の可能性も模索していきます。加えて志を持って活動を行う若者達の挑戦も積極的に応援し、次世代の人、文化、産業の育成に向けた協力も行ってまいります。」

ということで、これからもどうぞカワゴエ・マス・メディアをよろしくお願いいたします!