他の展示・即売会とは違ったラインアップが興味深い〜第3回ウェスタ川越矯正展〜

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昨日に続きからりと晴れた汗ばむくらいの天気となった9月10日(日)

ウェスタ川越のにぎわい広場はテントが並べられとても賑やか。

 

9月の始まりのイベントとして恒例の「矯正展」が開催されました。

矯正展とは、刑務作業の現状と重要性を知ってもらってもらう広報活動の一環。

受刑者が製作した刑務所作業製品の展示と販売が行われます。

 

入り口に展示即売会の案内。ステージイベントや性格体験コーナーも用意されています。

性格体験コーナーは人気のようで、記者が訪れた時は満席でした(><)

 

入り口には展示してあったお神輿は、富山刑務所製。

飾り金具や飾り紐以外は全工程を刑務所作業で実施しているとありました。

 

刑務所製品を買い求めるお客さんでいっぱい

多目的ホールに入ると旗が立てられ、大勢のお客さんでごった返してました。

旗は各地の刑務所を示しており、刑務所や支所、協力会社などで色分けされています。

紫は刑務所で10カ所のブースがありました

栃木刑務所

トートバック、ポーチ、エプロン、割烹着、刺し子箸袋、ごぎん小銭入れなど

パステルカラーのポーチや、

 

和風カラーのポーチなどが展示されていました。

 

横浜刑務所

積み木ハウス、トートバック、キッチンクロス、細うどん・ひやむぎ・干しひらめん。

 

かなり大きめな積み木ハウスは、特にお子さんが興味ありそうに見ていました。

 

千葉刑務所

紳士靴、婦人靴、ノート、メモ帳、ティッシュボックス、トートバック

ちょうど、小銭入れが欲しかったとこなので買い求めました。

 

こちらの七福神やお地蔵さんは全て手彫りなのだそうです。

 

また、千葉刑務所謹製の革靴は人気製品。皮がピカピカに光っています。

オーダーメイドも取り扱っており一時は1年半待ちというだったことも。

 

黒羽刑務所

ハローキティ貯金だるま、日光堀小物タンス、踏み台、丸太ベンチ、切子ガラス。

丁寧な彫刻が施されたタンス。

 

下の段が折りたためて椅子にもなる踏み台。右側のを見ていたお客さんがすぐにお買い上げ。

 

デコポンを抱えたクマモン。隣には、ハローキティーの貯金ダルマも並んでました。

 

どれも品質やデザインがしっかりしておりついつい手に取りたくなります。

 

横須賀刑務支所

粉石鹸、ブルースティック、キッチンソーブ、洗濯石鹸。

頑固な汚れが落ちると評判のベストセラー製品です。

検索すると、Amazonでも手に入るようです

市原刑務所

革製品や木工製品などが多い刑務所製品がなか、珍らしい生椎茸・乾燥椎茸。

 

所内に菌床発生室を設けて栽培しています。

甲府刑務所

ソファ、応接椅子、椅子、革製クッション、革製座布団、ストラップ。

こちらには牛革を使った高級なソファーが展示されていました。

 

どうぞ座ってくださいと声を掛けられたので座り心地を試させてもらいました。

 

革の端切を使ったクッション。座るとシュッと空気が抜けていい感じ。

値段も手頃だったので、買えばよかったかな(^^;)

 

同じく端切れで作られたパンダのぬいぐるみ。

 

刑務所作業協力事業部

刑務所作業製品は、CAPIC(キャピック)ブランドがつけられています。

製品を製作するのに必要な原材料を提供し、販売をするのがこの事業部の役割。

財団法人矯正協会のなかに設けられています。

 

レトロな雰囲気で刑務所作業製品でも有名な網走少年刑務所の「マル極」シリーズ。

 

カタログが置いてありました。

刑務所作業製品は展示会の他、インターネットでも購入することができます。

詳しくは、こちら。 http://www.e-capic.jp/

 

水戸刑務所

救急箱、獅子頭、鉄幹バーベキューコンロ

 

こういった伝統技法の継承にも刑務所作業が一役を担っているのだそうです。

 

実際に口を開けることもできます。

 

岡山忠商店

革靴、ハンドバック、ベルト、その他革製品を扱う岡山忠商店。

 

刑務作業に深い理解をもつ民間企業が販売に協力しています。

 

アサノ工芸

こちらも刑務所作業協力企業のアサノ工芸。

ダンス、ダイニングセット、応接セット、チェスト、食器棚、飾り棚が並んでいます。

 

ステージ

ステージでは、ご当地ヒーローショーや演奏、着ぐるみショーなどが催されていました。

 

一角には「広報コーナー」。係員の方と少しお話しさせていただきました。

現在、犯罪率は下がっているものの相対的に再犯率は上がっているとのこと。

貧困による犯罪や再犯を起こさないよう社会福祉士が支援する体制に国も力を入れています。

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にぎわい広場は大にぎわい

にぎわい広場にも出展ブースが設けられていました。

 

新潟刑務所

漆塗り箸、銀ぱく箸、お椀、お猪口、凧、ノート、便箋、折り紙セット。

漆塗りのコップに足を止め買い求める人の姿が多く見られました。

 

松本少年刑務所

花台、木彫りの蛙、キーハンガー、ティッシュボックス、便箋、落書き帳。

 

こちらは愛嬌のある顔をした木彫りのフクロウ。

 

府中刑務所

木箱、木箱ミニ、落書き帳、メモ帳、四季一筆箋、ランチバック、綿帆布ペンケースなど

 

川越少年刑務所

花、金属製オブジェ、靴ベラ、スマホスタンド猫型、アジの開きソーブディッシュなど

 

溶接で作ったオブジェが並んでいました。

 

いずれの作品も受刑者の方が真面目に向き合いながら作った気持ちが伝わった気がしました。

購入した小銭入れも既製品とは違う思いを感じます。

 

キャラクター軍団があちこちに

にぎわい広場を歩くと、あちこちにご当地キャラやヒーローの姿。

毎年、この矯正展では多くのキャラクターたちが子供たちを楽しませてくれます。

 

あっ、ミケさんと思ったらちょっと違う!?

SNSで話題となっているミケさんのお兄さん。見分け方は鼻の色でこっちはピンク。

ちなみに兄はミケ・ランジェロで、弟はミケ・ローニャ。妹はクロミ・???

ん?外国風の名前表記なら、名字が違って名前が同じなの何でだろう(?_?)

 

飲食ブースやワークショップなども多数出展

にぎわい広場には多くの飲食ブースが出展。

 

人が集まるエリアとしてすっかり定着した感があります。

 

名前にインパクトのある「網走監獄和牛」を使ったコロッケ。

網走刑務所で受刑者の方が牛を育てており、プレミアものなのだそうです。

 

パトカーや白バイの乗車体験も

にぎわい広場での一角にはパトカーや白バイが展示。

滅多に乗れない乗り物だけに、子供たちを中心に大人も楽しんでいました。

 

私たちの世代には懐かしいナショナルカラーのダットサン。

ずいぶん綺麗ですねと聞いてみたら、ボロボロだったのをレストアしたそう。

 

ウェスタ川越の矯正展は3回目を数えますが、訪れたのは初めて。

他の物産展とは違った製品のラインアップが興味深く、また、来年も来ようと思います。

取材・記事 白井紀行


INFORMATION

第3回ウェスタ川越矯正展

【開催】平成29年9月9日(土)、10日(日)10:00〜16:30

【場所】ウェスタ川越(川越市新宿町1-17-17)

【主催】東京矯正管区成人矯正第二課

川越市新宿町1-17-17

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