大正浪漫夢通りにスケボーショップ出店!~UNI skateboard shop〜

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休日のみならず、平日も多くの観光客が行きかう大正浪漫夢通り。洋風看板建築が軒を連ねるレトロな街並みは古き良き時代を思わせます。

ここに6/25(日)にスケートボードや関連グッズを扱う「UNI skateboard shop」がオープンしました。

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場所は人気の石釜キッチン「ウッドベイカーズ 」さんのとなりの建物の2階。外壁に貼られたバナーと軒先のUNIの提灯が目印。

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右奥にお店へ上がる階段があります。すぐ後ろにあるお宅の庭先にちょっとお邪魔します、という感じ。

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まるで木の上の家に上るような感じです。トム・ソーヤかハックルベリーになったようなワクワクした気持ちになります。

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入って左側の壁は、疾走感あふれるスケボーの写真も飾られています。

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店内はシックなたたずまい。インテリアなどは手作りで、ぬくもりが感じられます。

スケートボードのデッキ(板)が、作品のように壁にかかっています。

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レジカウンター下には、スケートボードの部品やメンテナンスオイルが並びます。

棚に見つけたウィール(タイヤの部分。これにベアリングを入れて使う)は、とってもかわいい図柄。

みんな同じ大きさに見えますが、ミリ単位で大きさや重さが違います。キックフリップや回し系(スピン系)と呼ばれるトリック(技)では、この重量の影響はかなり大きいとのこと。(ウィールのサイズが大きくなれば早いスピードが出せますが、重くなります。)

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使用目的や自分の好みにあわせ、デッキ、部品類を選んで組み立てます。お値段は3万円前後。

今後は、これからスケボーを始める人や初心者の人が、迷わず買えるようコンプリート(完成品)も置きたいとのこと。

他には、Tシャツやちょっとしたグッズも並びます。このお店オリジナルのTシャツも。

こちらは川越のお土産(さつまいも)を意識して作ったという「時の鐘WAX」。縁石、レールなどの滑りをよくするために塗り込むもの。

左側の皮つきってなんだろうと思ってお聞きしたところ「さつまいもの皮を表現しました」とのこと。芸が細かい・・・

このスケボーショップは、職業も年齢もバラバラだけどスケボー大好き、といういうことでつながった仲間5人で立ち上げた念願のお店です。

月曜から金曜日は、みなさんそれぞれのご自分の仕事をしているので、当分の間は、土日のみの営業です。

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彼らが数年前に作成したという川越が舞台のスケートボードDVD「通りゃんせ」も販売。このDVDかなり好評で、この売上資金が今回の開店資金の大きな支えになったとのこと。

地方に行った時も地元のスケーター達に「(DVD)見ました!」と良く声をかけられるそうです。

続編の「通りゃんせing」もあります。
こちらはそのDVDの予告編

 

ちなみに・・彼らたちが制作した映像で私が気に入ったのはこちらの動画。女性のスケーターも多いようです。

川越の田んぼの青い風景の中をスケボーで疾走しています。 伊佐沼あたりの夕焼け空も素敵です。


 

店名の「Uni」は、みんなで助け合い何か一つのことを成し遂げたいという思いが込められています。

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なんと、先述したDVD「通りゃんせ」を見て、川越に引っ越してきたスケーターも何人かいらっしゃるとの事!

川越市街にはゆっくり滑れる所がなく、駅前で滑っているとすぐに警備員さんや警察に注意されるため、ローカルスポット*情報が大事です。そんな情報交換の拠点になって、街のあちこちでスケートボードをやっている仲間が集まれば、何かできるかもしれないと期待が膨らみます。

*ローカルスポット

公園などの専用の施設以外の場所でスケボーが出来る場所のことをローカルスポットと言います。元々は地元という意味ですが、その地域独特の場所という意味で「ローカル」 スケボーが出来る場所を「スポット」と言いまして、これを合わせた言葉です。(Kenboo`s SkateDiaryより引用)

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彼らが昨年10月に蓮馨寺で予定していた「スケートボードスクール」は残念ながら雨で中止になってしまいましたが、開催を要望する声が多いそうです。年内また蓮馨寺でスケートボードスクールを開催予定とのことですので、興味のある方はお店のWebサイトやFacebookページをチェックしてくださいね。

スケートボードというと、最近では移動手段として、通勤通学に使用する人も見るようになりました。
ちなみによく取沙汰されるのが、「スケボー通勤」は道交法違反になるのか?ということですが、こちらをご参考になさってください。

「流行りの「スケボー通勤」は道交法違反になるのか?」(シェアしたくなる法律相談所)

 

Uni skateboard shopのFacebookページでは

「周辺は、小江戸・川越の歴史ある街並みで、観光地としても大変賑わっております。
スケーターの皆様恐れ入りますが、お店へお越しの際、店頭の大正浪漫夢通りではプッシュ(片足をデッキに乗せ、片方の足で地面を蹴って前に進む事)しないよう、よろしくお願い致します」と呼びかけています。

近頃ではスケートパークも各地にオープンしています。お子さんを連れて楽しみたい方はこちらにどうぞ♪

埼玉県のスケートパーク:https://deece.jp/amusement/tags/am2750/ou6492

お店がオープンして明日の土曜でまだ2日目です。

「川越の人で、スケボー始めたいけどどうすればいいかわからないって人に気軽にお店に来て欲しいです! 地域密着型なお店になりたいです」とのこと!

川越スケーターの皆さん、よろしくお願いします♪

取材・写真 本間寿子


INFORMATION

UNI skateboard shop

【住所】川越市連雀町13-1 2階

【電話】049-299-4343

【営業】土、日のみ 12:00~20:00

【定休】月〜金(祝日はお問い合わせください) 

【HP】http://www.uniskateshop.com

【FB】https://www.facebook.com/UNIskateboardshop/

【Mail】uniskateshop@gmail.com

川越市連雀町13-1