地域の未来を子供たちで創る~ふれあいフェス開催〜

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ふれあいフェス

ゴールデンウィークの最終日である5月7日(日)、川越市霞ヶ関北にある霞ヶ関幼稚園で、子どもたちが主体となり企画をした『ふれあいフェス』が開催されました。
『ふれあいフェス』を開催するため、子どもたちは3月から『川越霞ヶ関子ども会議』で準備を進めてきました。
その様子はこちらの記事に掲載されています。

 

今回は、子供たちがずっと準備を進めてきた『ふれあいフェス』本番の模様をお届けします。

 

‖ 若駒太鼓の音でふれあいフェス開幕

子供たちが準備を進めてきた『ふれあいフェス』は、若駒太鼓の演奏で幕をあけました。

ホラ貝の音により若駒太鼓の演奏が始まりました

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太鼓の振動が身体に伝わり、観ている人たちもリズムをとりながら迫力ある演奏を堪能していました。

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最近は、太鼓を叩きたいという子供たちも増え、観ている方たちも『未来が楽しみ』と嬉しそうでした。

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‖ 開幕宣言も工夫をこらして

迫力ある演奏の音で開幕をつげた『ふれあいフェス』。

司会は、子ども会議を中心となって進めてきた湯本さんです。

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子供たちが準備をした色々な遊びを体験する前に、注意事項の説明がキャリアウーマンからあるということでした。

キャリアウーマン!?

なんと、そこに登場したのは、今回ふれあいフェスを開催するために代表として奮闘されてきた榎並(えなみ)さん。

こっそりとカンペのアシスタントを受けながら、ブルゾンえなみになりきります。

注意事項も楽しく伝わるように一工夫です。

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‖ 子供たちが作り上げた遊びを見てみましょう

この『ふれあいフェス』は、1人1人が遊べる内容と、来場したみなさん全員で遊べる内容の2つの構成で考えられています。

1人1人で楽しむことができるブース遊びは、写真の5つの遊びがあります。

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☆輪投げ

まずは輪投げのブースです。椅子を逆さまにし、その足にそれぞれ得点が書かれた紙が貼られています。

高得点のところに上手く投げることができるかチャレンジです。

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新聞で作った輪投げの輪。意外に軌道がそれて、足に引っかかりません。

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大人も何回もチャレンジ。

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☆ペットボトルボーリング

次は、ペットボトルボーリングのブースです。子供たちが飾りつけたペットボトルを倒していきます。

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こんな小さな子もボーリングにチャレンジ。

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☆コイン落とし

3つ目のブースでは、コイン落としをしていました。

今回はコインではなく、綺麗なおはじきを水が入った容器に落とし、上手く容器の中にあるお皿に乗せることが出来れば得点がもらえます。

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上手く入るかな?

高い位置からおはじきを落とす高難度にチャレンジ

☆磁石で魚釣り

4つ目は磁石で魚釣りです。

磁石で魚釣りのブース担当の子供たち

子供たちが枠にとらわれない発想で描いた海の生物に磁石をつけ、制限時間内に釣り上げていきます。

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自分で釣った魚を大切に持っています

☆ストラックアウト

最後は、ボールをそれぞれ得点が書いてある穴に投げ込むストラックアウトです。

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この『ふれあいフェス』の実行委員のリーダー田中君も、子供たちを盛り上げていきます。

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大人もチャレンジ!

各ブース遊びで高得点を出した人は、ホワイトボードに名前が書きこまれていきます。

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各ブース遊びごとに最高得点を出した人は表彰と景品をもらうことができました。

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‖ みんなで手と手をとりあって

ブース遊びで楽しい時間を過ごした後は、『ふれあいフェス』に来場したみんなで楽しめる遊びが始まります。

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☆じゃんけん列車

まず始めは、じゃんけん列車です。

じゃんけんに負けた人は、勝った人の後ろに付き、どんどん長い列を作っていきます。

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じゃんけんぽん!

負けてしまいました~

楽しそうな様子を動画にしたのでご覧ください。

☆フォークダンス

次は、参加した全員と手と手を取り合って踊るフォークダンスです。

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たくさんの人たちと手を繋げて楽しそう

全員で踊った後は、地元でフォークダンスを習っている子供たちの演舞です。

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スカートもクルクル舞い、さすがの演舞です

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 ☆綱引き

ふれあいフェスの最後は、全員参加による綱引きで幕締めです。

綱引きは、

・自分が生まれた誕生月

・子供と大人

・女性と男性

で、それぞれ分かれ、3試合行われました。

女性対男性の綱引き

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女の子!?みんな、無我夢中です

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力一杯綱引きする様子を動画にしたのでご覧ください。

来場したみなさんの気持ちが1つとなり、『ふれあいフェス』が終了しました。

 

閉会式では、リーダーの田中君から本日の来場者数が発表されました。

なんと、212名のみなさんが『ふれあいフェス』に来てくださったそうです。

目標来場者数が150名のところ、大幅に目標更新です。

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来場した方からもお話を伺うことができました。

『孫が遠くに住んでいるから、子供たちのエネルギーをもらいにきた』

『近所の子供たちが中学校に入り、顔を合わせることがなくなってしまったから、自分が住んでいるところ以外の子供たちと話せて嬉しい』

と、子供たちとふれあうことができたことを喜んでいました。

 

‖ 未来へ繋ぐために

『ふれあいフェス』終了後、霞ヶ関子ども会議の実行委員と自治体のみなさんで反省会も行われました。

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実行委員メンバーからは、来場者数に対して、それをまとめる難しさや、多くの人たちと関わり合いができた楽しさなどの感想がありました。

そして、色々な大変さの中で、また次も子供たちの手で継続して運営したい、というのが全員の一致した意見でした。

高齢化が進む中、地域みんなで交流することが出来る場を、未来を担う子供たちが自ら主体となって企画・運営すること。

楽しいだけではなく、とても意義のある催しものだったと思います。

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反省会でも『継続していくことが大切』という意見があったように、この初めての試みが地域に根付いていくといいですね。

取材・記事 kawa


INFORMATION

ふれあいフェス ”みんなで なかよく たのしもう”

【開催】平成29年5月7日(日)9:00〜12:00

【場所】霞ヶ関幼稚園(川越市霞ケ関北6-3-1

【主催】川越霞ヶ関こども会議

【内容】若駒太鼓・フォークダンス・子供たちが考えた色々な遊び

【問合】小畔のカッパカフェ(川越市霞ケ関北4-22-13)/049-298-6696

【FB】https://www.facebook.com/events/1250271515026389/

川越市霞ケ関北6-3-1