川越霞ヶ関にやってきた本格ベトナム料理のお店〜AM THUC VIET〜
東武東上線霞ヶ関南口を降りてかすみ北通りの取っ掛かりにある3階建てのビル。
この3Fに今年2月にベトナム料理のお店ができました。
名前は「Am Thuc Viet」、日本語で「ベトナム料理」というベトナム料理店です。
入り口の階段を上がり、
店に入るとベトナムの風景画が目に入ってきます。中は広くテーブル席が並んでいます。
ノンラー(Nón lá)という傘帽子。ベトナムといえば思い浮かぶものの一つです。
さて、ベトナムと言えば定番の麺料理フォー。
数種類あった中からフォーボー(Phở Bò:牛肉麺)を選びました。
何枚かの牛肉とパクチーが乗っています。
フォーはお米の麺。日本の麺の感覚で食べるとコシが無いなという食感。
調べると日本のフォーはタピオカ入りのことが多いそうです。
日本人は麺にコシを求めるので、ローカライズされているんですね。
初めの写真だと良くわかるかと思いますが、お肉はちょっと赤みが残っています。
これをスープに浸して、いわゆるシャブシャブのように食べるのが流儀とか。
味はちょっと薄めかなと思いますが、ここで登場するのがテーブルの上の調味料。
酢漬けのニンニクスライス。
唐辛子味噌、
真っ赤になったスープ。見た目ほどは辛く無いものの、食べてると汗が噴き出してきます。
ニョクマム(魚醤)で味を整えて美味しくいただきました。
ベトナムブラックコーヒーがメニューに有ったので頼んでみました。
フォーを食べている間にすっかり下のコップにコーヒーが抽出されました。
フィルターの中は、取り立てて変わったところは無いんですが、
まずは、そのまま飲んでみます。「うわっ、濃い!」とビックリ。
エスプレッソの苦味でなく旨味も出ていて、まるで、コーヒーリキュールのよう。
3gx3本のステックシュガーを加える。これで、ちょうど良い甘みになります。
‖ 夜ご飯
こちらのお店にはオープンしてすぐに晩御飯も食べに行ったのでご紹介。
これは、ゴイ・クォン(Gỏi Cuốn)。日本でも馴染みの深いベトナム料理「生春巻き」
これは、Ếch Xào Cà(エック・サオ・カー)、カエルとナス炒めです。
カエルは初めて食べましたが、小骨が多いほかは鶏と白身魚のような味と食感。
Cái Chíp Xào Tỏi(カイ・チップ・サオ・トイ)、にんにくと野菜炒め。
これは、中華料理でも出てきそうな素直な美味しさ。
Gỏi thập Cẩm (ゴイ・タップ・カム) 、ミックスサラダ。
川越にいながら本格的なベトナム料理が味わえるのはいいですね。
最寄駅のすくそばでもあるので、今後、食べに行く機会も増えそうです。
記者感想(おまけのひとこと)
異国の料理は手軽な異文化交流の一つですが、時にどうやって食べるのか悩むことも。
その悩みは海外から来た観光客が、日本で食事をするときも同じ。
メニューは多言語版が用意されていても、食べ方は見落とされている気がします。
それを写真やイラストで示すような工夫も、これから求められるのでは無いでしょうか?
このブログを書くにあたりフォーの食べ方をネットで調べつつそんなことを考えました。
取材・記事 白井紀行
INFORMTION
ẨM THỰC VIỆT ベトナム料理
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