ボンネットバスなら川越の名所は徒歩1分!〜小江戸巡回バス(イーグルバス)〜
川越の観光スポットを巡回するイーグルバスの小江戸巡回バス。
中心街を散策する時は、自転車か歩きですが、今回が初めて利用してみました。
一日乗車券はバスの車内もしくは川越駅西口にあるNEWDAYSで販売しています。
空白の所には運転手さんに、日付の入ったハンコを押してもらいます。
ちなみに、バスの路線図と休日時刻表はこちら。
http://www.new-wing.co.jp/koedo/img/20150314rosenzu%28L%29.jpg
http://www.new-wing.co.jp/koedo/holiday.html
‖ 川越駅西口(E1)
バス停は2番乗り場、西口を出て左に曲がり、ロータリーを半周した辺りにあります。
最初に来た9;35分初の第1便はシルバー色のマイクロバスはバリアフリー(車椅子)対応。
時刻表に記載されている数字が青地になっているとこちらのタイプに乗れます。
各停留場では(バ)と略称が数字に付加されておりバリアフリー対応※を表します。
※車いす対応されていないバス停があったり、対応していないバスが来ることもあります。
第1便は喜多院止まりなので、蔵の街なら次のバスをご利用下さいと案内の方。
なお、この小江戸巡回バスの旅では、バス停毎に一度降り付近を散策してから次のバスに乗ります。
バスは川越駅西口を定刻で出発。東武東上線のガード下をくぐり抜け本川越に向かう。
‖ 本川越駅(E2)
本川越駅/西武新宿線への乗り換え案内。
クレアモール、まるひろ百貨店、昔懐かしい大正路漫夢通り、蓮馨寺、熊野神社。
お急ぎの方は、ここから歩いて10分ですよとアナウンスがありました。
本川越駅のバス停は丁度、黒い車のところ。この反対側に川越駅行きのバス停があります。
本川越10:00発は赤いボンネットバス。
ボンネットバスの特徴ある鼻先が、車内からも確認できます。
‖ 小江戸蔵里(E3)
小江戸蔵里バス停は、割烹川島の前。
ここから、蔵里へは展示蔵側から入る形になります。
明治蔵で川越唐桟を使った「小銭入れ」を買いました。
このサイズがちょうどいい大きさで愛用しています。
小江戸蔵里を出発するのはマイクロバス。
‖ 中院(E4)
格式高いお寺で、春にはしだれ桜、きんもくせい、狭山茶発祥の地、喜多院は歩いて5分。
と車内アナウンスのあった中院。バス停は総合高校前のフェンスに取り付けられてました。
中院は緑が濃く、蝉しぐれに包まれていました。
いままで、目の隅にしか置いていなかった「小仙波一口風土記②」
②ということは、幾つかシリーズ化されているのでしょうか?じっくりと見てみたいものです。
次はエメラルドグリーンのボンネットバスが到着。
バスの路線は中院をぐるりと一周するようなコースになっています。
正面の白い建物の後ろにあるのが三大東照宮のひとつ仙波東照宮。
このあと、喜多院に向かいますが、その時には入り口の山門横を通り抜けます。
‖ 喜多院(E5)
喜多院のバス停は明星駐車場の前。向こう側の赤い建物がおからドーナツの「カフェアンティ」
喜多院の写真を撮ろうと思ったら、早くも次のマイクロバスの姿が見えて来た!
慌ててバス停まで引き返しました。
こちらは、後で撮影しました。
喜多院を出発したマイクロバスは、成田山別院、中央公民館と進む。
‖ 県立川越高等学校(E8)
川越市総合福祉センターオアシス(E6)と富士見櫓跡(E7)は、休日は通りません。
5月18日号(https://koedo.info/150518post/)取材した丸ポストの姿も見えます。
川越高校ではくすのき祭(9月5日、6日)に向けて、名物のウェルカムゲートの制作に勤しんでいました。
今年のモチーフは、イギリスにあるソールズベリー大聖堂。
制作の様子をTwitterで発信していますので、フォローして応援を! https://twitter.com/kawako_mon
川越高校前に再び、赤のボンネットバスが登場。
運転手さんが、バスを走らせながら制作中の門やくすのき祭で披露される男子シンクロを紹介。
路線の話題を常に取り入れているんですね。
‖ 博物館・美術館前(E9)
川越高校から本丸御殿へ向かうルートの間にあるこのバス停は降車のみとなります。
(本丸御殿から大手町へ向かうルートの間にある向い側のバス停からは乗車ができます)
川越市博物館、手前には美術館もあります。
この先にある「あぐれっしゅ川越」に向かうのは数便おきなので、今回は徒歩で本丸御殿へ。
‖ 本丸御殿(E10)
ほどなくして本丸御殿に到着。
川越城本丸御殿は、川越の歴史を語る上で欠かせない建物です。
川越市博物館には城下町だった頃の模型があるので、ぜひ、これを見てからお立ち寄り下さい。
当時の光景が目の前に広がってきますよ♪
目の前には初雁球場、そして、とうりゃんせの発祥の地と云われる三芳野神社もあります。
次に本丸御殿を出発するのはブルーのボンネットバス。
ドアの開け閉めや乗降によって車内のクーラーが効き難いとのことで団扇を配っていました。
実用的で、荷物にもならず、旅のちょっとした記念にもなっていいですね。
‖ 川越氷川神社(E11)
※8月末の土日は、川越氷川神社の「縁結び風鈴」に合わせ、夜の時間帯に臨時便が出てます。
https://www.facebook.com/eaglebus.japan/photos/pcb.966898340040729/966894723374424/?type=1&theater
川越氷川神社は縁結びの神様として親しまれていることや、15メートルと木製では最大級の鳥居。
そして、8月末まで「縁結び風鈴」の催しがされていることが車内アナウンスされました。
車内は混んでましたが、ここで降りる人が多かったので乗ることができました。
‖ 大手門(E12)
市役所前の駐車場、トイレの傍にあるのが大手門バス停。
市役所バス停(E13)もあるのですが、喜多院先回りでなく、蔵造り先回りのコースで止まります。
耐震工事もだいぶ終わった川越市役所。
次のバスが到着。いよいよ、鐘撞き通りから蔵の街へ!
車内はとても天井が高く、ステンドグラスのような蛍光灯カバーも付けられレトロ風。
車内では、時の鐘をくぐると目の病気にご利益のある薬師寺神社のこと。
時の鐘の高さが16メートルと奈良の大仏と同じ、1日4回の鐘が搗かれることを説明。
そして、いよいよ蔵造りの街並へ。
中院、喜多院、本丸御殿と巡った後、蔵造りの街並が広がるこの喜多院先回りコースは良いですね。
‖ 蔵の街(E14)
蔵の街のバス停は、川越まつり会館前。
駅に向かって南下する方向で蔵造りの街並を散策するコースが楽しめます。
菓子屋横丁もここから歩いて数分なのでわざわざここから乗る人も珍しいと思います(笑)
よって、車内は貸し切り状態になりました。
おかげで、車内の様子を伝え易い写真を撮ることができました♪
‖ 菓子屋横丁(E15)
6月21日に火災があった辺りは今は更地になっています。
夏休みということもあって、菓子屋横丁はいつもの賑わいがみられました。
川越産のカブトムシやクワガタが売っていました。
郊外にいけば里山の風景を残し、まだまだ、自然の多い川越の一面です。
菓子屋横丁の入り口にある楽楽さんの味噌パンがおすすめですよ♪ と運転手さんが言っていました。
車内広告という訳ではなかったので、この辺りはそれぞれの裁量に任されているのでしょうか?
菓子屋横丁からは川越市、本川越、川越駅と止まります。
本川越駅と、川越駅はすでに降りてますので、本日乗車する最後のバスです。
椅子の色を始め同じボンネットバスでも、車内の内装は少し違うようです。
バスは高沢橋を通り、少しだけ新河岸川沿いを走ります。
そして、石原橋を渡る時に、新河岸川で舟運が行われていたことがアナウンスされました。
‖ 川越市駅(E16)
小江戸巡回バスの旅、遂にゴールです!
観光客にはあまり知られておらず、地元向けの感がある川越市駅。
車両基地があってここからの始発列車もあるので、座って帰るならこちらからがおすすめです。
見慣れた街をいつもと違う目線で見るのは新鮮でした。
川越案内を頼まれたときには、小江戸巡回バスを利用してはいかがでしょうか?
WRITER NORI
INFOMATION
小江戸巡回バス(イーグルバス)
【HP】http://www.new-wing.co.jp/koedo/index.html
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